散弾銃の銃床の長さ調整をしてみる(プル調整)

2019年10月9日

プル(PULL)調節

猟銃を手にしてからは何度も構えたりして頬付の練習をするのは義務とも言えることなのでストイックに取り組んでいた。
しかしどうも体勢が窮屈な気がしたので銃床を伸ばすことにした。

していい事とだめな事

大前提として猟銃の同一性を損なうような改造は禁止されている。
ただし、光学サイトの取り付けやパッドの継ぎ足し等の容易で可逆的なものであれば問題ないようだ。

銃床の場合は木の部分の長さが許可証に記載されているので、木の部分を切ったりしなければ大丈夫だ。
なぜ木の部分で測っているかというと、パッドは消耗品であり、使っている内に摩耗したり、潰れて長さが変わったり、銃によってはネジで調節できるため、長さを一定に保つことが出来ないためだ。

ちなみに、もし銃床を短く切りたいなら銃砲店に相談することだ。
勝手に切ると違反になる。

 

プルレングスとは

引き金からパッドの末端までの距離をプル(PULL)レングスという。
パッドを延長することでこの距離を変えることが出来る。

よくある目安として肘(ひじ)の内側にストックの末端を当て、引き金に指をかけれる位置が良いとされている。

ただし、いろいろ調べているとそれよりも少し長いくらいが良い場合もあるようだ。
必ずしも「撃ちやすい=よく当たる」とはならないらしい。

 

調整してみる

私の場合は使い込んだわけでもなく、ただ単に窮屈だったので試してみたいという気持ちからの調整だ。
なので合わなければ戻せなければならない。

なので今回は付属の調節用ピースで調整する。
購入した段階で2種類のリコイルパッドスペーサーが入っているので3段階の調節が可能だ。

プル(PULL)調節

手順としてまずはじめに銃身を外す。
法解釈にもよるが発射可能な状態で分解すると違法になる可能性があるためだ。
安全上やっておくべきだし、長いままよりはコンパクトにした方が扱いやすい。

パッド交換と手順は同じで、ドライバーで2本のネジを回すとパッドを取ることが出来る。
柔らかいパッドはネジを回すとネジが生えるように出てくる。

猟銃のパッドを外す

パッドを外した状態
銃床を取り外すときは更に奥のナットを回すことになる。

散弾銃のパッドを外す

付属のパッドスペーサーを仮付けしてみたところ2つとも使うといい感じだったのでこれで止める。
ネジが足らなくなるので付属の長いネジを使う。

散弾銃 プルレングスを変える

使用中にぐらつくと危ないのでしっかり固定する。
この時、パッドスペーサーの順番はどちらでもいいので見栄えが良い方にした。

パッドスペーサーの取り付け方法

出来上がりはこんな感じだ。
プルレングスを19mm程度伸ばすことが出来た。

マクサス プルレングス 調節

19mm程度の違いだが、非常に構えやすくなった。
ちなみに競技射撃の世界では2mmの違いでさえ大きいらしい。

プルはこれで問題なさそうだ。

しかし少しリブが低く、狙う時に顔を傾けたくなってしまう。
一箇所済むとその次に気になってくる場所が出てくるものだ。

次はベント(傾き)を下げる調整をしてみようか。

続く。

 

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