【電気槍を作る】電源編

2020年1月20日

猟であれ駆除であれ、罠を使う場合は必ず「止め刺し」が必要になる。
銃や槍の他に電気を使う方法も普及してきており、作ってみることにした。

今回は電気槍用の電源を作る。

材料

・カーバッテリー
・バッテリーターミナル
・シガーソケット(メス)
・ACインバーター
・電圧計(必要なら)
・丸端子

あとは出来上がったものを入れる工具ケースが必要になる。
出来上がらないとサイズがわからないのでまずは中身だけ作ってしまう。

材料はほとんどAmazonで買った。

バッテリー

軽トラ用でいい。
容量を求めるなら普通車用でもいいが、その分重くなる。

軽トラや乗用車のバッテリーを交換したならそれを転用することも可能だ。

 

バッテリーターミナル

バッテリーの電極はただの鉛の棒なのでターミナルという金具を付けなければならない。

バッテリーのサイズごとにバッテリーターミナルのサイズも異なるので00B00LならBのターミナルを使えばいい。

 

シガーソケット

バッテリーとACインバーターを直でつなぐよりもシガーソケットを介したほうが利口だ。
シガープラグには大抵ヒューズが入っていて安全だし、故障しても抜いて交換するだけでいい。
いざとなればスマートフォンの充電にも使えるなどメリットが多い。

 

ACインバーター

DC12Vを直接つないでもあまり効かない。
電圧が高いほうが効果が高いので家庭用と同じAC100Vが広く用いられている。

インバーター(コンバーター)選びで重要になってくるのは最大出力と定格出力だ。
上のセルスター製のは最大出力150W、定格出力120Wでこの辺りが丁度いい。
出力が低いと効果が弱く、ムダに高いとバッテリーが持たない。
今までに数種類使ったがこれだけはトラブルなく安定して使えている。

 

電圧計

カーバッテリーは電池残量が見えない。
テスターをつない見ても良いが面倒なので安いモジュールを付けると良い。
ボタンを押すだけで電圧や残量がバックライト付きで表示されるスグレモノだ。

 

端子

銅線をターミナルのネジに直接付けるよりも端子を使ったほうが良い。
中途半端につなぐと電流のボトルネックになったり、曲げを繰り返して切れていき危ないからだ。

ギボシ端子などと同じ圧着工具(1500円くらい)で付けられるので、車の無線やライトの取付をしたことがあれば持っているはずだ。
もしR端子用の圧着工具(5000円くらい)を持っているならR端子でも良い。

 

組み立て

今回使用するバッテリーは前記の「パナソニック N-40B19L」だ。
このバッテリーは今乗っている軽トラのバッテリーと互換性があり、失敗してもそちらで使えるのでこれにした。

電気槍用のバッテリー

軽トラ用のバッテリーでもそこそこ重い。
軽さを求めるならバイク用でも良いのだが、バイク用を転用する先もないし、こまめな充電が面倒なのでこれでいい。

まずはバッテリーにターミナルを付ける。
BサイズのバッテリーなのでバッテリーターミナルもBサイズ用を使う。

大きいほうが+、小さい方が-だ。
どちらかにしか使えないので間違うことはない。

金具が外側にはみ出すと漏電する危険があるので突起部を内側に向けて固定する。
固定の際に工具が反対側の端子に当たらないように注意する。

次にシガーソケットと付ける。
今回買ったのはクリップ付きだが、クリップの付き方で電気の流れが悪くなったり接触面が熱くなることがあるので端子接続にする。

何かに使えるようにクリップを壊さず切り取る。
1本槍のアースで使っても良いかもしれない。

被覆を少し剥いたら圧着工具で端子を圧着する。

バッテリーターミナルのネジに合えばマルでもクワでも良い。
端子カバーを切らしていたので後日付け直した。
ターミナルがむき出しなので安全性は同じだが、端子カバーを付けたほうが断線しづらくなる。

片方つないだ状態。
もう片方も同様につなぐ。

ついでに電圧計モジュールもつないでおく。
コネクターを挿してつなぐだけの超簡単接続だ。

電圧系本体は両面テープで真ん中に貼り付けることにした。
当初の考えではバッテリーケースに穴を開けて埋め込もうと思っていたのだが、軽トラの荷台に積みっぱなしにすると防水性が保てないかもしれないので見送った。

ボタンを押すと電圧やバッテリー残量が表示される。
非常にイケている。

インバーターもつなぐ。
全体像がわかったので、これがすべて収まる箱を探すことにした

インバーターのスイッチを入れると電源ランプが光る。
本体にスイッチはあるが普段はシガーソケットを抜いておくと切り忘れて過放電になることを防げる。
スイッチの役割は「直ちに電源を切りたい」という時に使うものだ。

槍本体は家庭用のコンセントで接続することになる。
抜き差ししやすいので便利な構成だろう。

ここまでで「持ち運び可能で120Wまで使える電源」が出来上がった。
私は電気槍だけでなく、チェーンソー研ぎ機や屋外用のスピーカーなどでも活用している。

非常用に1つあっても面白いかもしれない。

 

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