初めてのカモ猟

2019年11月15日

コガモ

11月15日、ついに猟期が始まりました。
シカとイノシシは特例措置で11月1日からなのですが、カモやキジなどの鳥撃ちは通常通りの15日からです。

鳥撃ちは通常、夜明けから行います。
夜が明けてすぐは鳥の動きが活発ではなく、場所も特定しやすいです。
居そうな池をいくつも回る方法なら1日中可能ですが、昼間はシカの巻狩に行かなければならないので朝に行くことが多いです。

朝の猟となると開始時間が重要になってきます。
暗いうちから集まり、日の出くらいには池に着きます。

撃って良いのは日の出以降なので時間はしっかりチェックしておきます。
天気予報の後で確認できる他、ハンターマップ(狩猟者必帯)にも書いてあります。

2019年 11月 15日は、日の出:6時30分、日の入り:16時49分です。
この時間の間は発砲可能な時間となります。

あくまで発砲する時間なので移動や準備は別にいつでもいいです。
前夜に猟場に行って車で日の出を待っていてもいいです。

夜明けは非常に寒い。
昼間は動くと暑いくらいなのでそこまで防寒性は重視していないですが、朝は暖かい格好が良いです。

 

池をまわる

今回は3人組
湖面まで静かに近づき、丁度いい位置の人が覗き込んで撃つ。
あとの2人は飛んできたのを撃つというスタイル。

2箇所目の池でコガモを撃ち落としました。

持ち上げると柔らかく、そして温かい。
普段から馴染んでいる”買う肉”は例外なく冷たいですが、こちらは違う。

当然のように買っている鶏肉も元は生きていた鳥だったのだと改めて実感できます。
こうした体験は読んだり聞いたり見たりでは決して実感できないでしょう。
その後のものの見方が変わるきっかけかもしれません。

ちなみにコガモはその名の通り小さいカモです。
マガモ、カルガモ、コガモの順に小さくなっていき、取れる肉も少なくなります。

人によってはマガモ(青首)しか撃たない。
私もその後はマガモとカルガモしか撃たなくなりました。

 

撃ったあとの処理

鳥撃ちには獲った後の「腸抜き」と「羽むしり」が付き物です。
どちらも早いほどやりやすいです。

腸抜きは写真を撮れなかったのでまた後ほど。

羽はそのまま毟るだけです。
猟場で撒き散らすのは良くないので穴をほったり埋めたり土嚢袋に入れます。

カモ 羽毛

細かいのはバーナーで焼いてもいいので芯がある羽をしっかり抜いていきます。
調理用のピンセットも使いやすそうです。

羽の処理が面倒で皮をめくって肉だけ取る人もいます。
しかし旨味(出汁)は皮から出るのでもったいない気もします。

調理方法は研究中なのでまたいつか紹介できればと思います。

以上

 

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