VECTOR OPTICS Frenzyを買ってみた

2019年12月27日

ドットサイト VECTOROPTICS Frenzy

一般的な照準器を大きく分けると、アイアンサイト、ドットサイト、スコープに分類できる。
今回はドットサイトの活用方法を検討するためにそこそこちゃんとしたのを買ってみた。

ドットサイトの仕組み

ドットサイトはその名の通り、点が表示されるだけのシンプルなものだ。
色は赤が多いが緑もある。

この点はLEDの光を本体の内側からレンズの内側に反射させ、前方の風景と合成させたように見える。
LEDの光のほうが外からの光よりも明るいから見えるのだ。
原理としては夜に窓ガラスを見ると自分が映るが昼は外が見えるのと同じだ。
もし部屋の中から明るいライトを向けたら昼間でもガラスに反射して見える。

こちらはレンズがやや球面になっているので見る位置が多少ずれても同じ位置に点が表示されるので、窓ガラスの反射とは少々異なる。

VECTOR OPTICSというメーカーについてはまた後ほど

 

開けてみた

今回購入したのはVECTOR OPTICS(ベクターオプティクス)のFrenzy(フレンズィー)というモデルだ。

VECTOR OPTICSの包装や付属品はしっかりしている方だ。
輸出で当たったり落としたりは当たり前なのでその点も配慮されている。

主役だけ取り出すとこうなる。
上のレンチはゼロイン用、下のレンチは取り付けと分解用だ。

まずは電池を入れる。
空輸されてくるものの多くはリチウム電池を抜かなければならないので普通は付属されていない。

マウント部と本体が分離できるので銃に付けたままでも取れるが、取り扱いの都合上外したほうが安全だ。
パッキンが入っているので水は入りにくい。

このあたりはドクターサイトと大した差はない。

電池はCR2032というボタン電池だ。
ダイソーで2つ100円、ダイソーPBなら3つ100円なので、電池代は気にしなくていい。

厚さ違いでCR2016というのもあるがこちらも使えなくはない。
ただし、薄い分電池の容量が小さいのであまりメリットはない。

本体裏に置くように取り付け、ベースを乗せる。
銃に付けたままだと少々作業しづらいかもしれない。

ドットサイトの電池交換
ネジをしっかり締めて完成だ。
交換まで触ることはないだろう。

気になる電池寿命は≦3000時間となっている。
これは最小輝度の状態でなので最高輝度なら150時間くらいだろう。

このモデルの良いところは側面のスイッチで輝度を調節できるところだ。
ドクターサイトのように自動調整するモデルもあるが私はこちらのほうが好きだ。

▲を数回押すと順番に明るくなって点が表示される。
▼を押すと1段暗くなる。

▼を連打すると最小輝度(夜しか見えない)になり、4時間でパワーオフになる。
カバーの磁石で消灯するドクターサイトと違い、キャップを無くしても問題ない。

 

取り付け

ドットサイト VECTOROPTICS Frenzy

銃につけると撮影しづらくなるのでマウントアダプターに載せてみた。
コンパクトで邪魔にならず、レンズもルビーコーティングされていて目立ちにくい。

VECTOROPTICS Frenzy 高さ

高さはマウント上部から3cmだ。
点の位置は2.25cmくらいだろうか。

 

強度・性能

30-06ライフル実包と12ゲージショットガン実包での衝撃テストをクリアしているのでズレの心配はない。
また防水性能はPX6級なので雨でも全く問題ない。

※PX6級=強力な噴流水に対して保護されている

本体はアルミ合金製なので丈夫だ。
拳銃のスライドにも載るようなサイトなのでそのあたりは心配しなくて良さそうだ。

 

見え方

倍率はないので視界は広い。
フレームは強度を出しつつ見やすさにも配慮されている。

ドットの大きさは3MOAだ。
90mくらい先で7.5cmくらいの円が表示される計算になる。

3MOA ドットサイト

これは100m以内(特に30-60m)を狙うのに丁度いい大きさで散弾銃でもライフル銃でもどちらでも使える。
適正輝度で精密に狙うこともできるし、ちょっと明るめにすれば近くで動く標的でも見失いにくい。

私はこれを空気銃に使うことも検討している。
それくらい使い勝手が良いのだ。

ドットの見え加減は並くらいだ。
3倍出せばVOLTEX OPTICSの良いサイトが買えるがとりあえず使う分にはこれで良い。

総評すると「射撃場でゼロインしてすぐ使える丈夫でコスパの良いドットサイト」だ。

 

 

 

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