色覚多様性(色弱・色盲・色覚障害)は銃の所持許可に影響があるのか?

2020年3月14日

色覚多様性はかつて「色弱・色盲・色覚障害」などと呼ばれていましたが、その呼び方では誤解や偏見もあり当事者が不利益になる事もあったため、改訂が進んでいるようなのでここでは色覚多様性としています。

男性の20人に1人、女性の500人に1人は何らかの色覚多様性を持っています。

色覚多様性にはタイプが複数あり赤と緑の判別が難しかったり、水色と灰色が判別しづらかったり、人によって様々です。
現在では少しづつ理解されてきているようですが、生活への浸透はまだまだです。

このような色の見え方によって制約を受ける資格もあります。
例を上げると、航空機の操縦士(パイロット)や船舶免許は「夜間に灯火の色を判別する」必要があるため、取得できなかったり制限を受けたりします。

 

銃の所持許可には影響するのか?

さて本題です。

日本で銃を所持するのに色覚が影響するのかというと、全く問題ありません。
そもそも視力すら問われません。

治安の悪化を防ぐ事を目的としているため、本人の素行や用途の正当性に対する考査はとても厳しいですが、身体的な要項は特に存在しないのです。

 

ただし

唯一のハードルがあるとすれば、それは狩猟免許の試験です。
試験の中で狩猟鳥獣の絵や写真を見て名前や捕獲の可否を答える問題があるのですが、この時は困ることがあるかもしれません。

ただ、絵は事前にわかるので形で覚えたりすることもできる上、いくつか間違えても大丈夫なので大した問題ではありません。
実猟ではわからないなら撃たなければ良いだけです。

色覚多様性だから落ちるということは通常ありません。

 

メリットも?

大多数と違う見え方をするということは、大多数が見落とすものを見つけられる可能性もあります。

緑豊かな森の中では、保護色に身を包んだ小鳥や虫などを探し出すのは大変です。色覚が正常な人は色の感覚が最優先され「明るい緑」、「深い緑」、「黄緑」、「青緑」など、全体を「緑色の群れ」として知覚するからです。それに対し、色覚特性に異常のある人には「青みがかった緑」と「黄みがかった緑」とはかなり違った色として知覚されますので、全体の「緑」の感覚に惑わされず、ときには小鳥や虫などを、色覚正常な人よりも素早く見つけ出すこともできます。
出典:安間眼科HP

 

デメリットも?

もちろん良いことばかりではないとも言えます。
例えば冬毛の鹿や湿った山の地面に赤いスプレーでマーキングされても見ずらかったり、木に赤いリボンを吊るしてもあまり目立たなかったりすることがあります。
それらには自覚と配慮が必要だと言えます。

 

-雑記
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