蜂の子の調理方法と効果【スズメバチ編】

2020年8月6日

スズメバチの素揚げ

近隣でスズメバチの巣を駆除することになり、良質な巣が手に入ったので地元の猟師に料理の仕方を聞きに行った。

スズメバチの巣

庭の生け垣に巣を作っていて子供が近づくと危ないということで駆除依頼があった。
蜂の駆除業者としてPRしていた訳ではないがご縁があったので請け負った。

集塵機で親蜂を吸い取ること30分
直径15cmくらいのキイロスズメバチの巣が取れた。

中には幼虫や蛹がギッシリ

殺虫剤不使用なので食用も可能だ。
しかしどうして良いかわからない。

そこで、スズメバチが好きだというオッサン猟師がいたので持っていくことにした。

 

調理方法(素揚げ)

調理は至って簡単だった。
蜂の子を一番美味しく食べる方法は素揚げだ。

難易度的には鮎の塩焼きくらいなので書き記してみる。

 

step
1
幼虫や蛹を取り出す

蜂の巣を壊していき蛹や幼虫をつまんで取り出していく。
まゆを開けると蜂の成虫が出てくることもあるが、安全なので気にせず取り出していく。

巣のカスなどが気になるなら粗目のザルや風で吹き飛ばして取り除く。

 

step
2
油を温める

揚げ鍋や中華鍋にサラダ油や菜種油を注ぎ、火にかけて温める。
煙が出る手前くらいの温度が良い。

 

step
3
揚げる

ドサッと入れて一気に揚げる。

 

step
4
油を切って味付け

こんがり色付いたら新聞紙やキッチンペーパーの上に広げ、余分な油や粗熱を取る。

それと同時に粗塩をパラパラとふりかけて軽くかき混ぜる。
分量はお好みで。

 

step
5
温かい内につまむ

揚げ物が一番美味しいのはやはり揚げたてだろう。
熱が冷めるまでが賞味期限なのでどんどんつまんでいくと良い。

幼虫と蛹は柔らかいので同じくらい食べやすい。
食味はエビから繊維質な食感を除いて香りも押さえたような印象だ。

こちらは”ほぼ成虫”
エビフライの尻尾よりは美味しく食べれる。

こっちの方が好きな人もいるらしい。

 

毒はないのか?という疑問

結論から言うと幼虫・成虫共に問題ない。

幼虫と蛹にはまだ毒がないし、成虫に含まれる毒は油での加熱で変質し、残っていても胃液で分解される。
焼酎漬けなどもアルコールで分解しているので大丈夫だ。

 

効果について

蜂の子やスズメバチは貴重なタンパク源であると同時に、滋養強壮作用(精がつく)があるとして古くから食されてきた。
「いっぱい食べたら夜寝れんようになる」と言われているように「元気になる」そうだ。

山にはそうした効能がある可能性がある素材がいくつもあるので自分なりに実験してみようかとも思っている。
バイタリティが上がると出来高もずいぶん変わりそうだ。

 

-里山