猟銃等講習会の受講申請へ

2019年3月31日

猟銃等取扱読本

日本で猟銃を持つためには公安委員会の許可が必要になります。
手順としては、講習 → 教習 → 許可申請となり、猟銃等講習会はその第一歩です。

どこの警察でも良いわけではなく、「住所地を管轄する警察署の生活安全課」に申請しなければなりません。
近くの交番に持っていっても取り次いでくれたりはしないです。

受講申請に必要なもの

①申請用紙
②写真
③手数料

の3つが必要です。

申請用紙は窓口でもらえます。
規定のサイズの写真だけ撮って持っていけば申請することができるので、平日に何度も行くのが面倒なら先に写真だけ用意しておいたほうがいいです。

 

写真の規格

「提出前6ヶ月以内に撮影した無帽、正面、上三分身、無背景の縦3.0センチメートル、横2.4センチメートルのもので、裏面に氏名及び撮影年月日を記載したもの」

一般的な運転免許証用と同じです。
今後の各手続きでも必要になるので直前に撮っておくと良いです。

 

手数料

初心者講習会は 6,900円の手数料が必要になります。
窓口で現金で払うのではなく、別の窓口で収入証紙を買って貼り付けなければなりません。
※郵便局などで買える収入印紙ではないです。

金額は年度が変われば変更になる可能性があるため窓口で確認してから買いに行くと良いです。

 

面談

申請に際して面談があります。
ある人は窓口で会話する程度だったり、ある人は取調室で詳しく聞かれたりと、周りの話を聞いていると対応がまちまちですが、このあたりは地域の治安や来た人の風貌などいろいろな要素があるので仕方がないことです。

ちゃんとした理由や計画さえあれば全く問題ないです。

「どうして持とうと思ったのですか?」という質問は必ずあるので、狩猟なら「狩猟のためです」と言えば良いです。

それ以降は人によって変わるようで、なにを獲ろうと思っているのかや、猟師の知り合いの有無などを聞かれることがあります。
猟師自体少ないので、もし身近にいなければ猟友会に入る予定だということにしても良いです。

警察としては何に使うかよくわからない人に銃をもたせたくないし、持った後にしっかり運用できるかがわからないと許可を出したくないのです。

 

私の場合は「何に使うのか、予定している猟場、何を獲るのか、一緒に行く予定の人や猟師の知り合いの有無」などの確認がありました。

まず最初に猟友会に見学に行っておいたおかげで全てが具体的に決まっているので返答に困ることは何もなかったです。
そんな経験からも事前の見学はオススメします。

 

猟銃等取扱読本をもらう

申請すると「猟銃等取扱読本」という本がもらえます。
講習で見ながら話を聞くのでわざわざ見る必要はないですが、この先、銃を持つ上で必要な決まり事は全て書いてあるので無くしてはなりません。

 

おまけ;講習の日程

余談ですが受講申請の締切は講習日の1週間前までで、定員もあります。
定員オーバーになる事はあまり無いかもしれないが早めが良いです。

日程は随時発表されるので「 ○○県 猟銃等講習会 」と検索するとすぐに見つかります。
平日か休日かは開催日ごとに変わるので都合のいい日に行きたいところですが、県によっては年2回くらいしか無いこともあるようです。

猟期に間に合わせたいのならその年の一番最初(例:5月)に受けると猟期前(例:10月)くらいまでには持てます。

無事に申請できたので講習会の日を待つのみとなりました。

 

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